ドキュメント

Termal OS のはじめ方。

何もないところから、SSH 越しのリモートデスクトップまで、2 分ほどで。

はじめる

Termal OS はデスクトップアプリです。サーバー側に入れるものはありません。ごくふつうの SSH 接続で会話します。

  1. お使いのプラットフォーム向けの Termal OS をダウンロードし、インストーラーを実行します。
  2. 初回起動でローカルのアカウントを作り、規約に同意します。これでローカルの暗号化された保管庫が用意されます。
  3. 最初のサーバーを追加すれば(下記)、もう動きます。
認証情報はお使いのパソコンで暗号化して保存されます(AES-256-GCM)。クラウドのアカウントはなく、データがパソコンから出ることもありません。

サーバーを追加する

サーバーを追加 を押して、接続の情報を入力します。

  • ホストポート:たとえば server.example.com22 番。
  • ユーザー:SSH のユーザー名。
  • 認証:パスワード、または秘密鍵(PEM)。パスフレーズは任意です。

保存する前に 接続テスト で確かめられます。つながると Termal はサーバーを調べ、画面をそれに合わせます。ディストリビューション、ウェブサーバー、ホスティングの種類(Infomaniak / Plesk / cPanel / 標準)、実行環境、データベース、Docker。

# Termal に必要なのは、こういう SSH アクセスだけです: ssh [email protected]

ダッシュボード

サーバーを開くと、まず システム のリアルタイム表示になります。WebSocket でそのまま流れてきます。

  • CPU(全体とコアごと)、ロードアベレージ、メモリー、スワップ。
  • マウントポイントごとのディスク、ネットワークの通信量、稼働時間、重いプロセス。
  • 異常検知(z スコア)つきの履歴。ふだんと違う跳ね上がりに印をつけます。

ほかのタブは、そのサーバーが持っているものに合わせて変わります。サイト(ホスティング中のサイト、PHP のバージョン、git pull、訪問統計)、ソフトウェアサービスコンテナー(Docker がある場合)、ログtail -F のライブ表示)、ターミナルデスクトップ

リモートデスクトップ

デスクトップ タブを開くと、リモートのファイルシステムの上にまるごとひとつのグラフィカル環境が現れます。ウィンドウマネージャー、タスクバー、スタートメニュー、デスクトップのアイコン。内蔵のアプリには次のようなものがあります。

  • エクスプローラー:SFTP のファイルマネージャー。アップロード、フォルダーの一括ダウンロード(書庫として)、圧縮と展開、権限、本物の進捗ウィンドウつきのコピー。
  • Termal Code:VS Code 風のエディター(Monaco)。ファイルツリーとタブつき。
  • ターミナル:本物の PTY シェル。
  • Termal Browser:タブ、ブックマーク、ドッキングした開発者ツールを備えたブラウザー。
  • モニタープロセスマネージャー:リアルタイムのリソースとタスクの制御。
  • Termal App Studio:HTML / JS で自分の Termal アプリを、このデスクトップの中から作れます。開発者向けドキュメントをご覧ください。

ここで長い時間を過ごす人のための、細かい工夫をいくつか。

  • コマンドパレット⌘/CtrlK で、デスクトップのあらゆるアプリと操作を検索して呼び出せます。
  • キーボードショートカット? で一覧が出ます(検索、名前の変更、コピー / 切り取り / 貼り付け、ごみ箱へ…)。
  • デスクトップを切り離す:あるサーバーのデスクトップを別ウィンドウに出せます(タイトルにサーバー名が入ります)。2 台を並べて見張るときに。
  • サーバー間の転送:切り離したデスクトップから別のデスクトップへファイルやフォルダーをドラッグすると、2 台のサーバーのあいだでコピーされます(元はそのまま残ります)。
  • タスクバー:上にも下にも置けますし、自動で隠すこともできます。

アラートと通知

CPU、メモリー、ディスクにしきい値(警告としきい値超過)を決め、確認の間隔を選び、通知の届け先を決めます。

  • TelegramSlackDiscordメール(SMTP)、そして汎用の HTTP Webhook
  • 発生中のアラートはバナーに出ます。最近の出来事の記録もついています。
  • 問題がしきい値超過のまま続くときのエスカレーションと、サーバーごとのしきい値。既定値のままでも、個別に決めてもかまいません。
サーバーがオフラインと判定されるのは、確認が続けて何度か失敗したあとです。一度きりのネットワークの途切れで起こされることはありません。

エディションとライセンス

Termal OS はサーバー 1 台なら無料で、デスクトップも監視もすべて使えます。サーバーを増やす、AI コパイロット、API、チーム向けの機能を解放するには、設定 → ライセンス から termalos.com のアカウントをひもづけてください。ライセンスはオンラインで確認され、オフラインでも使えるようキャッシュされます(14 日の猶予つき)。

すべての比較は価格のページにあります。

セキュリティ

  • 秘密の情報(SSH のパスワード、秘密鍵)は、インストールごとに固有のマスターキーで AES-256-GCM により暗号化されます。
  • 任意のアプリパスワードを設定すると、ロック画面の内側にダッシュボードが入ります。
  • ログのパスとドメイン名は、リモートのコマンドを実行する前に検証されます。
Termal はご自身のパソコンで、ローカルに動かしてください。いつかウェブ版を置くことがあれば、認証つきのリバースプロキシの後ろに置き、マスターキーだけは決してなくさないでください。

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